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キャリアオイルについて

CBDオイル製品のほとんどがMCTオイルをキャリアとして使用しております。

すでにCBDオイルをお使いの方は、そのパッケージを見てご存じのことでしょう。

しかし、パッケージには「MCTオイル」としか表示されていないことに疑問はないでしょうか?

今回の記事では、CBDオイルのキャリアであるMCTオイルについてお話しします。

キャリアにMCTオイルを使っている=身体に良い!という印象を与えていると思います。

MCTは中鎖脂肪酸のことで、この中鎖脂肪酸を100%使用したものがMCTオイルです。

中鎖脂肪酸は、母乳や牛乳にも含まれており、ココナッツオイルやパーム油にも多く含まれております。

長鎖脂肪酸で有名なオリーブオイルや大豆油と比べて分子が小さいのが特徴で、エネルギーとして使われる特徴があり、脂肪が体内に蓄積されにくいことや、体脂肪や内臓脂肪を減らす効果があることでダイエットにも有効として話題になりました。

しかし、ここで問題なのがMCTオイルの原料になる「パーム油」です。

ココナッツオイルもパーム油もヤシ科の植物です。

「パーム油」について簡単に解説しますと、植物油の中では世界で1番消費されている油で、原料は「アブラヤシ」です。

パーム油は飽和脂肪酸40%と不飽和脂肪酸40%で、この不飽和脂肪酸は酸化しやすいのです。

また、製造過程で脱色剤の使用や加熱処理されることで栄養素は壊れており、水素添加処理のためにトランス脂肪酸が生まれ、心臓病リスク、糖尿病リスク、悪玉コレステロール増加、動脈硬化リスク、記憶力低下、うつ病やアルツハイマーのリスク、アレルギー疾患を増加させますし、大量の化学物質を使うことで「BHA」や「BHT」は癌を発症させる危険性が高いのです。

更に「パーム油問題」として森林伐採などからオランウータンの80%が絶滅するなど自然破壊問題となりました。

それでも、私達が普段とっている加工食品である「パン、インスタント食品、冷凍食品、ポテトチップス、チョコレート、アイスクリーム、マーガリン、揚げ物」などあらゆるところにパーム油が使われております。

それに比べて「ココナッツオイル」は、同じヤシ科でも原料は「ココヤシ」です。

ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」には、細菌、ウイルス、真菌などに対する抗菌効果があり、カンジタ菌の増殖を抑制することができます。

また、抗酸化効果があり、免疫力を高めることから老化抑制のほか、脂肪の燃焼を促進させたり、認知症状軽減の効果もあるとされています。

これら以外にも、肌の水分量を改善し湿疹症状を軽減させたり、べたつかないことから肌にも馴染みやすいので万能な美容オイルとしても商品化されております。

ただし、ココナッツオイルを精製するには、「化学製法」と「オーガニック製法」とに分かれます。

化学製法の場合、化学薬品や添加物の使用、熱などを用いて効率的にオイルを取り出しています。

オーガニック製法で作られるヴァージンココナッツオイルは、化学薬品や添加物を極力排し低温で圧搾することから身体に良いとされる成分をそのままの状態で残しておけるのです。

同じMCTオイルでも、このようにココナッツオイルとパーム油に分かれており、その効果は大きく変わります。

しかしながら、CBDオイルのパッケージを見てもキャリアオイルは「MCTオイル」とのみ表示されているだけで、ココナッツなのかパームなのか判別できません。

おそらく、ほとんどのCBDオイルのキャリアオイルはパーム油を使用しているはずです。

CBDは健康にとって非常に有効であるのに対して、パーム油は身体を悪くするのであれば本末転倒です。

確かにパーム油は安価でありますが、健康のためのCBDの効果を最大限生かすためには、コストはかかるとしてもココナッツオイルを使うべきだと思いますし、できればヴァージンココナッツオイルを使って貰いたいと考えます。

OzJAPANでは、もちろん!CBDオイルのキャリアオイルには『ヴァージンココナッツオイル』を使用しております。