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違法成分:HHCH(化学合成物質の世)

大麻グミ騒動で問題になったHHCHについての記事です。

冒頭に申し上げますが、HHCHは違法成分です。

【HHCHとは何か?】

HHCHはHexahydrocannabihexol(ヘキサハイドロカンナビヘキソール)と呼ばれる化学物質で、精神作用を伴う成分です。これはTHCH、つまり大麻に含まれるTHC(テトラヒドロカンナビノール)に類似した作用を持つ物質の水素化形態です。

【2023年の大麻グミ騒動と法的背景】

2023年12月2日、HHCHは日本で指定薬物となりました。これは、THCHが同年8月4日に規制された後、約4ヶ月間、合法成分として国内市場に流通していたことを意味します。HHCHは、元のTHCHを水素化することで化学組成が変わり、合法的に通関できたため、「脱法大麻」と呼ばれました。

【HHCHは大麻由来か?】

2020年、イタリアの研究チームがTHCHを天然に存在する麻植物から分離しました。しかし、THCHは特定の医療用大麻品種にわずか0.1%しか含まれていません。そのため、一般に流通するTHCHは化学合成されることが一般的です。ACS Laboratoryによると、テルペニル化反応を使ってTHCHを合成できるため、HHCHも合成化学物質であると言えます。

【HHCHの効力と危険性】

HHCHの効果は、元となるTHCHから推測されます。THCHの精神作用はTHCの10〜15倍と言われていますが、HHCHについては「極端に強い効果を伴うわけではない」との情報もあります。しかしながら、THCよりも数倍強い精神作用を持つことは間違いないでしょう。

また、化学合成物質であるため、望ましくない副作用がある危険性が高いと考えるべきでしょう。

【まとめ】

HHCHは、法的な隙間を利用して市場に流通した化学合成物質です。これは「脱法大麻」としてではなく、脱法「化学合成物質」として扱う方が適切です。この事例は、合成化学物質の規制と使用に関する理解を深める上で重要なポイントとなります。安全性と効力に関する正確な情報が必要であり、更なる法整備が必要となります。

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